第12回大会のお知らせ

 日本精神分析的精神医学会第12回大会が,平成26年3月28日から30日まで神戸大学六甲台キャンパスで開催されますことをお知らせいたします。

 2003年に産声を上げた本学会も12回目を迎え,学会史上初めて関西の地で開催されます。これまで当学会にご参加くださった皆様,ご尽力くださった関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

 本大会ではまず,曽良一郎神戸大学教授に「嗜癖の病態と健康被害」と題し,青年期臨床において注目され始めた様々な嗜癖の病態について教育講演をいただきます。シンポジウムのテーマは熱心な討論を経て,「抑うつとナルシシズム」に決まりました。精神分析がその初期から抱えてきた難問であり,同時に精神科臨床における現代的課題でもあるテーマに,正面から向き合うことになります。なお,個別の発表はすべて30分発表,30分指定討論という構成になっており,1症例について深く理解し討論することができます。

 また本大会では,衣笠隆幸会長のご尽力により学会史上初めて海外講師を招聘することができました。講師は児童思春期の専門家・英国精神分析協会会員のBernard Roberts先生であり,2時間のケース・ディスカッションと,発達障害/虐待のケースについて特別講演をご担当いただきます。精神分析の本場が持つ息吹と交流することができる,またとない機会にどうぞご期待ください。

 最後になりましたが,精神分析的アプローチになじみのない方でも,広く精神科臨床・精神科面接にご関心のある方には手応えのある内容になっていると自負しております。多くの方のご参加を心よりお待ち申し上げております。

 

日本精神分析的精神医学会

第12回大会実行委員長 小林俊三